2012年04月01日

お金の話と性の話

親が子どもと話をするときに非常に困る話題は、
「お金の話」と「性の話」。

どちらも子どもから問いかけられると戸惑い、悩み、
「そんなことは子どもが考えなくてもいい!」と言ってしまったりする。

生きていくのに非常に大切なことなのにもかかわらず、
まともに向き合えないのはなぜなんだろうと考えてみた。
 
それは、自分自身が「丸裸」にされるような感覚に陥るからではないだろうか。
知り合いに年収をあからさまに聞くのは、
相手を「丸裸」にするような気持ちでとても聞けない。
また、人から年収を聞かれるのも「丸裸」にされるようでドキドキしてしまう。

最近「性教育」は、
学校で基本的な部分は授業で教えてもらっている。
もしも家庭で話ができなくても最低限のことはならってくる。

一方、「お金の教育」はどうだろうか。

学校で「お金の話」をするのはタブーだという雰囲気はまだまだ根強くある。

一部の学校では「金銭教育」や「金融教育」として
取り入れられていたりしますがまだまだ少数派。

家庭の中でも十分な教育はされていないように思う。

何より「お金の教育」は家庭でするもの。

学校では「経済」という観点での話になると思う。

「お金の教育」と言っても人によって思い浮かべるイメージがとても違うように思う。

私がめざしているのは、
「自分にとって必要なもの、価値的なものがちゃんとわかり、
優先順位をつけてお金を使いこなせるようになること。」だ。

それは実際にお金を任され、
自分で考えて選択をし、
その結果を引き受けることでしか身につかないと思う。

家庭の中だからこそ、失敗も許される。

子どもの時の失敗は小さいけれど、
大人になってからはその何倍も大きなものになる。

自分が大人になって「お金」で失敗した経験を思い出し、
子どもの時から、ちゃんと考えて行動できるようにさせたいものだ。

そのためにも親があれこれ「指図」するのではなく、
与えられたこづかいの範囲内で本人が自由に「選択」することが大切。

親の覚悟も試されるのだ。
posted by つるちゃん at 23:41| 福岡 | Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年02月29日

折尾愛真高校で講演会

北九州市八幡西区にある折尾愛真高校で講演会。
1、2年生に向けた話。

担当の先生は、別の高校から転任されて来られた。
前任校で私の講演を企画してくださっていて、
この高校でも推薦してくださった。
ありがたいお話。

『考えよう!ライフプラン』と題した話を60分。
特別に、彼らに『おこづかいアンケート』も協力していただく。

新体操部や女子テニス部は全国大会に出場するほどの力をもつ。
それ以外の運動部も素晴らしい成績を納めている高校。

進学する子もいれば、就職する子もいる。
けれど将来のことを考えるために、
何らかの考えるきっかけになればという思いで話をした。

こちらからの問いかけにも伸び伸びと答えてくれる。

子どもたちに向けた講演はかなり緊張するけれど、
彼らの聞く態度に励まされる。

帰宅後、アンケートを集計する。

こづかいをもらっている子はもらっていない子の約3倍。
金額は月に5000円という子の割合が多かった。

多い子は月に1万円以上もらっており、
最高3万円という子がいた。
ただし、この子は必要なものはほとんど自分で支払っていた。

昼食代を別にもらっている子の集計では、
一日に500円から1000円がほとんど。

成績によって報酬をもらう子も数名いた。

80点以上で1000円。
学年10番以内で10万円。
…本当なんだろうかとびっくりした。

成績がいい時にこづかいが欲しいと書いていた子もいた。

こづかいの額を親と話し合って決めたという子がいて、
うれしくなる。

ただ、「欲しい時に必要なだけもらいたい。」という記述が多くみられ、
「気持ちはわかる。」と思いながらも、
それを自分で稼ぐのは大変なんだよね〜とも思う。

講演後、担当の先生と長時間話し込む。
APに対しても理解のある先生。
今度は、保護者向けの講演会ができそうだ。
posted by つるちゃん at 00:00| 福岡 雨| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年02月27日

RKBラジオ『開店!ウメ子食堂』

早くにアップすればよかったのですが、
今日、ラジオに声の出演しました。

『開店!ウメ子食堂』という番組で、
10時20分から始まる『今日の日替わり定食』というコーナー。
テーマに沿ってリポーターとコメンテーターが話をする。
10分ほどの短い時間に私の話が少し入る。

先日、レポーターの山代さんが、
平尾の『家計と暮らしと住まいの相談室』に取材にこられました。

1時間以上、お話をしたあと、
何について話すかを打ち合わせ。
3つの質問に絞り、
私がそれに答えるという形。

今日はそれが番組の中で流された。

ドキドキしながらその時を待つ。

限られた時間で多くのことは伝えられない。
リポーターの腕の見せ所だろう。

リポーターの山代万貴さん、ありがとうございました。

すぐにFB友人のHさんからコメントが。

偶然でも聞いてくれた人がいたんだ〜と思う。

番組のブログにさっそくアップされていた。

よろしかったらご覧ください。
『ウメ子食堂繁盛記』
posted by つるちゃん at 22:53| 福岡 晴れ| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年01月16日

ブログタイトル変更!

いきなりですが、
ブログのタイトルを変更しました。

今年の目標である『出版』に向けての第一歩です。

今年は、これをテーマにドンドン進んでいきます。

みなさん!コメントお待ちしています。
posted by つるちゃん at 00:00| 福岡 曇り| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年01月15日

「お金の教育」幼児期A

子どもがお店で何かを欲しがり始めると、
その欲求はドンドンと増える。

買い物に行くたびに「何か買って。」と言われるのは、
多くの親が経験する。
その日の気分によって「ダメ!」と言ったり、
「じゃあ、一つだけね。」と言ったりしてしまう。
「金銭教育」とはほど遠いやり方。

毎日、子どもと触れ合っていれば、
どんな時に、どんな問題が起きるか予測ができる。
買い物に行って、おねだりをされそうだと思えば
行く前によく話をすることでトラブルをさけられる。

「今から、ご飯のお買い物に行くよ。
だけど、お菓子はお家に買ってあるから、
今日はお店でお菓子は買わないの。いい?」
という具合。

その子にあった言い方で、
事前に話をしておくことでお店での不要なやり取りをしなくてすむ。

そして、家に帰ってきて忘れずにすることは、
「お約束がちゃんと守れたね。
お母さん、とてもうれしかったよ。」
と、声をかけること。

これがとても大事。

ガマンしたことをお母さんがちゃんとわかってくれたこと。
そのことをお母さんが喜んでくれたこと。
そのことが、幼児期の子どもには何よりうれしいことだからだ。

そうして築く良好な親子関係が、
次のステップでも役に立つ。
posted by つるちゃん at 00:00| 福岡 曇り| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年01月14日

「お金の教育」幼児期@

「お金の教育」をいつから始めればいいのか。
一番に聞かれる質問。

これは、その子が「お金」に興味を持ち始めた時。
「お金」ではなく、「もの」である場合も同じ。
つまりお買い物に行って、自分の欲しいものを主張し始めたときがその時。
それは、幼児期。
年齢は、その子によって違うと思われる。
ぜひ、その子の成長をよく見て始めて欲しい。

子どもが何かを欲しがった時、
とても悪いことのようにそれをたしなめる親がいる。

「欲求」は人として当然の気持ち。
それがあるから、社会は発展してきたのだ。
その気持ちを受け止めたうえで、
「お金の教育」を始める時期が来た!と喜んでほしい。

ものを手に入れるためには「お金」が必要だということ。
そして「お金」を使う時にはよく考えて使わないといけないということ。
なぜなら「お金」には、限りがあるから。

そんな感じで子どもと話を始めると、
ドンドンと話題は膨らむだろう。

「欲しい」という気持ちを受け止めてもらったことで、
子どもは親に対して安心感を持つ。
もし「何でもかんでも欲しがるんじゃありません。」と怒られたりすれば、
子どもは自分が拒否されたような気持になり、
とても自尊心が傷つくことになる。
子育てで、最も注意しなければいけないことは、
「子どもの自尊感情を傷つけない。」ということだ。
出だしでつまづくと、何事もうまくいかない。
十分な注意が必要だ。

「欲しい」という気持ちを受け止めてもらった子は、
親の気持ちも受け止めやすくなる。
たっぷり会話をすることで、子どもは満足するだろう。
そうやって親子の良い関係を築きながら始めると、
「お金の教育」はスムーズにいくはずだ。
posted by つるちゃん at 00:00| 福岡 曇り| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年01月13日

「お金の教育」は「心の教育」A

「お金のことを人前で口にすべきではない(はしたない)。」という日本人と、
「お金のことを考えないのは、人生を真剣に考えていないことだ」という欧米人。

なるほど〜、と思う。
これは大きな違いだ。

「お金」はエネルギーだと表現した人がいた。

エネルギーはプラスもあればマイナスもある。
お金はそのいずれもがとても大きなものになる。

プラスに働けば、それは行動のモチベーションにもなるだろうし、
目標を達成するための原動力にもなるだろう。

しかし、ひとたびそれが、悪い方向に動き出すと、
間違った目標達成のための力となって働いてしまう。

また、お金がらみのトラブルもとてもやっかいだ。
いくら小さなお金のやり取りでも、
少しの間違いが大きなトラブルに発展する。

間違った方も間違われた方も心にしこりを残す。

みんなのお金を預かる役目はさらに大変。
1円の違いも許されない。
しっかりとした管理と報告が必要になる。

そこで間違えば、大きく信頼を損ねることになるし、
訴訟にまで発展する可能性もあるだろう。

子どもの成長に失敗はつきもの。
社会に出て大きな失敗をしなくて済むように、
失敗が許される家庭の中で「お金の教育」が必要な理由だ。

「失敗は経験」と思い、親はおおらかな気持ちで子どもに教えてほしい。
「お金」の勉強はとても大切だということを。
posted by つるちゃん at 00:00| 福岡 曇り| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年01月12日

「お金の教育」は「心の教育」@

「お金の教育」は「心の教育」だということを、
真剣に考えだしたのは最近かもしれない。

11年前にFPになり、その後AP(より良い親子関係)の勉強をした。
そして今、「心を育てる金銭教育」をテーマに講演しながら、
「お金」の問題と「心」の状態は密接につながっているとわかってきた。

「お金」は単なる「道具」でしかない。
≪人生をよりよく生きるための道具≫

ところが、道具であるはずの「お金」に対して人は非常に「感情的」だ。

「うちは、貧乏なの?」と聞かれ取り乱す親。
「お父さんの給料はいくら?」と聞かれ「子どもはそんなこと知らなくてもいい!」と叱り飛ばす親。
「自分が大きくなったら、たくさんお金儲けするね。」と言われ
「お金を儲けるだけがいいわけじゃない。」という親。
「お金で買えないものはない。」という人もいれば、
「お金が全てではない。」という人もいる。

もっと冷静にお金のことに向き合うことができればいいのにと思う。

最近目にとまったある記事に、
「感情的にならずに、冷静に客観的に真面目に考えれば、
収入やお金は多いほうが幸せに近づく。」とあった。

その通りだと思った。

資本主義社会の現代日本で生きている限り、
お金は必要。
お金がないということは、
自信と自由を奪われた不幸な状態になる。

であるならば、きちんと「お金」と向き合って暮らしていくことは、
自分の人生をより良くするために必要なことだ。

けれど、裕福なのかそうでないのかは、
経済状況の違いということであって、
その家庭が幸福かどうかということとは全く違う。

そもそも、家庭によって必要なお金の額は違うはず。
少ない収入の中でも家族仲良く幸せに暮らしている人はいくらでもいる。
逆に、使い切れないほどの財産や収入があっても不幸な人はいる。

大切なのは、自分にとって大切なものは何なのかを知ること。
それを維持するために必要な収入があるのかどうかを冷静に見ること。
なければそのなかでどんな工夫をして暮らすのか考えること。
またどうやって収入を増やす努力をするのかということだ。

そして、他人と比べて勝手に不幸になるのをやめること。
自分にとって大切なものは、案外もう手に入れているかもしれないのだから。
お金をさらに得ることは、
その幸せをより良いものにするためと考えれば、
「お金の話」がもっと前向きにできるのではないかと思う。
わたしが目指すのは、そのための「お金の教育」だ。
posted by つるちゃん at 00:00| 福岡 曇り| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年01月11日

「お金の教育」を始める前に

講演会で投げかける。
「子どもに金銭教育をしようと思っているのであれば、
まず、ご自身からですよね。」と。

多くの参加者はここで苦笑い。

家計管理の必要性。
「わかってはいるんですけれどね…。」という表情。

ファイナンシャルプランナーとして、
相談業務にあたりながら、わが身も振り返る。
とても人のことを偉そうに言える状況にはない。
けれど、毎日の積み重ねの影響がどのくらい大きいかは
普通の人よりはずっと良く知っている。

日々の相談業務でお客様の家計の現状分析と
将来のライフプランを作るお手伝いをしているのでなおさらだ。

まず、現状分析の段階でほとんどの方が「このままではいけない。」と思われる。
「何とかしなければいけない。」と気づかれるのだ。
ここが第一段階。
これがなければ手の打ちようがない。

漠然とニュースを見聞きして不安を感じているだけではなかなか変われない。
しっかりと目に見える形のデータにして、始めて実感する。

その後、そのご家族にとっての幸せを考えた
「ライフプラン」に作り変えていくお手伝いが始まる。

その時に考えてもらうのが、「自分にとっての幸せの部品」だ。
ご夫婦、子どもたち、それぞれの幸せの部品は、
実は、理解しているようでわかっていないことが多い。
自分は何があれば幸せなのか。
どういう状態を幸せと感じるのか。
そして、パートナーは家族はどうなのか。
改めて考えてもらい、それを確認することで、
新たな気づきが生まれたりする。

それによって、今後の働き方が変わることさえある。

そして何より「お金の使い方」。
幸せの部品を確かめたことで、
必要以上の節約をし過ぎていたことに気付く人もいる。
節約は、将来「何かに使う目的」のためにするもの。
目的もなくする節約は、家族の関係を悪化させることにもなりかねない。

ライフプランニングをすることで、
必要な物にはお金を安心して使えるようになる。
この「安心して使える」というのがミソ。

旅行に行ってもお買い物をしても、
「こんなことにお金を使ってよかったんだろうか…。」と思いながらでは、
旅行も買い物も喜びは半減してしまう。

ライフプランニングで計画していれば、
その旅行も買い物も「想定の範囲内」で使い切っても大丈夫。
この安心感は、味わったものでなければわからない。

親自身が自分のライフプランを考えることができると、
子どもに対して「お金の教育」をする時に、
ぐっと説得力を増すだろう。

「お金」のことをちゃんと考えていない人から、
本当に大事なことは伝わらないと思う。

まずは大人から、真剣に逃げずに、
「お金」のことを考えることをはじめて欲しい。
posted by つるちゃん at 00:00| 福岡 曇り| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年01月10日

「幸せ」になる考え方のくせ

私たちは、物事を考えるのについつい「比較」して考えてしまう。

親はわが子のありのままを見ようとせず、
ことあるごとに比較する。

生まれたばかりのわが子が寝かせられている新生児室で、
隣の子の肌の色や、鼻の高さや形、身長、体重と
次々と気になって比較し喜んだり残念がったりする。

公園でおとなしいわが子と活発な子を比較し、
運動神経の良い子とわが子を比較し、
着ているものを比較し、
おしゃべりの仕方を比較する。

学校に行けばその比較の種はドンドン増える。

そして、わが子よりできる子をうらやみ、
できない子を見てちょっとホッとする。

高校、大学と進学するにつれ、
その進学結果は親の感情をさらにゆさぶる。

そして、就職。さらに結婚。

どこまでいっても比較の種はつきない。

大人になったわが子がお給料の良い大企業に勤めれば大安心。

「これでこの子は幸せの人生を歩ける。」

…本当だろうか。

順調に見えた人が突然、エネルギーをなくしてしまうということがある。

どんなに世間的には素晴らしい状況にあっても、
誰かとの比較の中で生きていれば、
いつまでたっても「これで満足。私は幸せだ。」とはなりにくい。

生きていくのに必要な考え方は、
「私にとっての幸せ」が何かを知っているということだと思う。

誰かと比べて感じるのではない私にとっての価値観がちゃんとあるということ。

それを満たすだけのお金があれば、
世間一般の人と比べて収入が少なかろうが、
その人は十分に幸せだと言える。

お金を持っていても幸せそうではない人のことを、
私たちは知っているはずなのに、
自分も同じ不幸せな人になっている。

「自分にとっての幸せの部品は何なのか。」

お金の教育をすることで、
親も子もそれを知ることになる。
posted by つるちゃん at 00:00| 福岡 曇り| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする